学校へ。今日は朝から晩まで学校だ。案外身体は楽で、なんとかなりそう。朝、目を覚ますか覚さないかくらいのタイミングで、こんなことをふと思った——俺の問題なんて、宇宙全体に比べればまったく大したことはない。5年ほど前に友達のダンサーからこの考え方を聞いて、当時は全然ピンと来なかったのだが、今になってハマった。たしかに、俺個人が抱えうる問題なんて、本当にちっぽけなものだ。そう思うと一気に気持ちが楽になった。この考えのいいところは、自分の視座を適切な高さに戻せるところだ。中途半端なことを考えなくて良くなる。自分よりちょっと上位の階層、たとえば仕事上の関係とか、授業での立ち位置とか、そういうところで多少コケても何の問題もない。ならば、自分が何を感じ、どう動くかの方が圧倒的に重要だ。どうせ社会的なことも個人的なものも、全宇宙に比べれば瑣末な事柄にすぎないのであれば、自分が気持ち良いと感じる範囲で行動できればいい、ということになる。
そんなことを考えながら一日をスタートさせたおかげか、かなり大雑把に過ごすことができた気がする。些細なこだわりを捨てて、イージーに。
とはいえ、やはり疲れは抜けきっておらず(あるいは体力が戻りきっておらず)、帰宅時にはヘロヘロで、電車で爆睡。疲れてはいるが、心理的なストレスは今はあまりない。ゆっくり休みながら生活していれば問題ないだろう。山は超えた。