あまり書かない方がいいイベントがあり——と書くのも野暮だが——、それを避けて日記を書かなければならない。せっかくだから楽しいことでも書こうと思ったが、書かない方がいいイベントに結びついてしまっている。まあ、別に当のイベントについて書いたところで大きな損害があるわけではないのだが、「念の為」という感じ。
それはそうと、SNSは書かない方がいいことが書かれすぎている。「書かない方がいいこと」にも色々種類がある。たとえば、いわゆる「迷惑系」はそれにあたるが、それだけではない。当の本人がいない場で特定の個人を批判するのはやめた方がいい。そういうことをするタイプの人だと思われる。
こうやって自分のホームページに逃げ込んでみて感じるのは、ここでなら言ってもいいことが多少はあるということだ。SNSが広場だとすれば、ホームページはテナントみたいなものだと思えばいい。ハチ公前で大声で言ってはいけないことも、個人店の中なら言ってもいいかもしれない。だが、反対に、たとえば広場でならインパクトを持ちうる発言も(たとえば政治的な運動は広場でやることに意味があるかもしれない)、個人店でやってしまっては何の効力も持たないということがある。ひょっとすると個人店では、絆みたいなものが前景化しすぎるのかもしれない。あくまでも個人的な場なのだ。
今日の大部分を占めたイベントに触れないように、そして愚痴(まあ、背中が痛い、ということなんですが。)を避けて文章を書こうと思ったら、抽象的な感想になってしまったが、まあ、要するに、僕はこのホームページで書くことを楽しんでいるということだ。