毎日曲を作るのは、現時点では難しい。パソコンに向き合わなければいけないが、眼精疲労・脳疲労などで画面を見るのが辛い日がある。あいにくアナログで制作できるデバイスを持っていない。そこで、毎日絵を描くことにした。
近所の東急ハンズに行ってスケッチブックを購入。とりあえず落書きしてみる。といっても、そもそも落書きをする習慣がないから、何を描いていいか分からない。おもむろに本棚からバスキアの画集を引っ張り出してきた。バスキアはある意味で、落書きを魅せることに成功した画家だと思う。文字や意味のわからない線が並んでいたりするし、ノートの1ページが作品になっていたりもする。参考にするにはうってつけの画家だ。
画集を見て、「絵を描くぞ」という気合と緊張から心をほぐしてあげてから1枚、絵を描いた。イメージに没頭できて、非常に快い時間だった。
お風呂で「創造生活」という名について考えた。これは「創造する生活」というふうにも理解できるし、漢文風にレ点をふって「生活を創造する」と解釈することもできる。たぶん、どちらの含意もあるのだろう。創造する日々を作ることと、生活を作ることは、いまのところ僕の中では繋がっている。