# 2025/01/07

論文を3本読む必要がある。時間が足りないので、Chat GPTに読み込ませて要約し、分からないところを丁寧に質問する。こちらに質問する能力さえあれば、論文全体を読むよりも遥かに脳のリソースを節約できる。念のため最後に論文本体に目を通してみるが、AIが教えてくれたこととほとんど齟齬はない。驚いた。研究において論文を読む必要なんてほとんどなくなってきたのかもしれない。哲学研究において、今後も論文執筆が評価されるのだとすれば、これからは論文の「はじめに」と「おわりに」が重視されるようになるだろう。なぜその論文を書いたのか、なぜ他でもないあなたがその論文を書いたのか(論文なんてAIが際限なく生産できるのに!)?そういう説明が必要になる時代になるだろう。

夕方から予備校で小論文を教える。ものすごく書けてしまう生徒なので、正直なところ教えるところがほとんどない。せっかくだから「半学半教」の精神でやろうということになり、一緒に問題を解いて添削し合うやり方をやってみることにした。

昼間、ずっと家で作業していたせいで、目標の一万歩が遠い。夕食後に長めの散歩をする。