朝、早めに起きる。早めと言っても8時前くらいなのだが、しかし普段よりは1,2時間早い。遅くまで起きていると、なかなかエンジンがかからない。早く起きてやることをさっさと済ませたいのだ。
ということで、まあ、とはいってもダラダラしてしまったのだが、午前中のうちに研究をする。僕の視点とデリダの説明がきれいに繋がる文章を見つけて、ものすごく興奮する。この絶対に共有不可能な快楽なしに研究は続けられない。その意味では、自然科学をやっていなくてよかったかもしれない。チームのプロジェクトに対して、高い強度で長期にわたってコミットするのは苦手だ。自分で設定したプロジェクトをやる方が性に合っている。
午後の散髪の前にもう少し研究しようと思っていたのだが、やる気が出なくてダメだ。食事の回数に応じてモチベーションが段階的に低下していく、という仮説を立てている。だから最高なのは朝飯前に一仕事、昼食前にもう一仕事、それでおしまいにしてしまうということ。これが最もパワーが出ると思う。
散髪から帰宅し、Ginger RootやらToro y moiやらといった柔らかくて無害な音楽を聴きながら本を読み、寝落ち。昼寝ができる日が一番幸せかもしれない。