# 2025/06/21

Tokimaru Tanakaというエクストリーム・ミニマリストのメンバーシップに登録した。僕はミニマリズムを実践していないが、しかしいつかはやりそうな気がしている。事実、すでにエッセンスは取り入れており、たとえば靴は数足しか持たないとか、服は基本的には同じものしか着ないとか、端々でミニマルな選択をしている。普段ものを考えすぎているので、考えない領域をいくつも確保しておく必要があるのかもしれない。体力と時間のマネジメントだ。あまり真剣にやっているわけではないけれど。

彼に魅力を感じているのはミニマルなところではなく、むしろその仕事のやり方だ。さまざまなメディアで自分のブランドを作り上げているほか、写真の仕事もしている。クリエティブな仕事を自分のペースでやっているのが参考になる。僕もそういうふうに生活を組み立てていきたいと思っていて、彼がどういう考え方で生活を回しているのか、観察して取り入れたい。またYouTubeでなにか動画を撮ってアップしようかな、という気持ちになりつつある。

午後は旧友のKと会って近況報告。今年度新たに始めた仕事が面白そうだ。もう彼とは15年くらいの付き合いになるみたいだ。信じられない。タイム・フライズ。「お前はどこに向かってるんだ」という彼の言葉が思考を駆動させる。僕自身にもわからない。「出たとこ勝負」が半分、「とりあえず哲学者として…」という建前が半分。しかし後者も「出たとこ勝負」みたいなところがある。哲学者の仕事が結局のところ何なのか、まだ分からない。常に暫定的な回答を設定して、そこに向かっているイメージだ。もちろん暫定的なので、ずっとそこに向かっているわけではないのだが。「学者」というのもイメージとピッタリは合わないし、かといって今の生活から作家業が中心になるスタイルは想像できない。そもそも書くということがどれほど「哲学」的なのか、確信がない。

こういうことをYouTubeで話してみてもいいかもしれない。